テーブルを選ぶ
- ここではテーブルの選び方について紹介していこう。 一口にテーブルといってもリビングで使うテーブルやダイニングテーブル等、種類は様々である。
- その中でも家族や恋人と一緒に食事をするときによく使うダイニングテーブルは、やはり使いやすさ(テーブルの高さや大きさなど)が重要になってくるし、もしかしたら一日で一番楽しい食事の時間を作る要素になるかも知れない。
このページでは、テーブルの種類の一つである、ダイニングテーブルの選び方を紹介していこう。 ダイニングテーブルの形
- 長方形や正方形のテーブルは、壁付けもできて省スペース。円形のテーブルは案外スペースを取るが、人数が増えたときに対応しやすく便利だ。また、楕円形は角がなくて安全でもある。
3人ずつ両側に並ぶ四角い6人掛けのテーブルよりは、2人ずつと両側に1人ずつでテーブルを囲む楕円のほうが、団らん度は増す。 その他、半円形のテーブルや八角形、片側がフラットで反対側がラウンド型の変形タイプなど、様々な形のテーブルがある。 脚の形状
- 2本脚のテーブルは、立ったり座ったりするときにテーブルの脚が邪魔にならないのでスムーズに動くことができる。種類の多いソファに合わせてテーブルを選ぶのもいいのだが、テーブル脚の形によっては、サイズが合わず納まりきらない場合がある。
- 4本脚のテーブルは、逆に椅子が全部しまえてすっきりするが、立ったり座ったりするときに足が当たる可能性もある。売り場で実際に座って、使い勝手を確認してみると良いだろう。
素材
- 木、合成樹脂、ガラスなど様々だ。ガラスは部屋を広く見せる効果がある。音や傷はテーブルリネンでカバーしよう。足元が丸見えになってしまうので行儀よく使おう。
- 傷や水、熱に対しては素材によって得手不得手があるが、どのテーブルの場合であっても汚れたらすぐに拭き取る、熱いものを直接置かないということを心がけておこう。天板の表面を保護する透明なシートも市販されている。
エクステンション(伸張)式のテーブル
- 普段はコンパクトサイズ、いざというときに大きく広げて使えるエクステンション(伸張)式のテーブルは、空間の限られたダイニングにはとても便利だ。
- 羽のようにたたんでおけるバタフライタイプや二つ折りになっている天板を開くと2倍の大きさになるタイプ、天板を二つに分けて間に別の中板をはめ込むタイプなどなど、様々なタイプがある。
- 頻繁に広げて使うなら操作が簡単なもの、たまのパーティー用なら広げたときの大きさに重点を置くなど、用途に合わせて選ぼう。購入の際は、自分ひとりで操作できるか必ず売場で試してみよう。
ダイニングテーブルを選ぶポイント
サイズ
- テーブルのサイズは、置く場所によって限界が決まってくる。事前に、どれくらいの生活導線のためのスペースを必要とするのかを具体的に考えて、それを確保した後、設置するサイズが最大サイズと考えて良いだろう。それでは、生活導線のためのスペースとはどんなものだろう。
- ・イスに座る動作にはテーブルから80cm必要
- ・座った人の後ろを通ることがある場合はテーブルから90cm必要
- これが座る際に必要なスペースとなる。更に、後ろに食器棚等がある場合、座った状態で棚を使用しない前提で椅子をテーブルに入れた状態で90cm必要だ。
又、イスに座る人がいないテーブル面でも、通路として料理を運んだりする場合に必要なスペースがあり通路面では物を持って運べるよ50cm必要となる。 - 上記以外にも、ご家庭によって必要なスペースが異なってくると思われるので、しっかりと考慮してサイズ選びをしよう。窮屈なダイニングを想像してみると…。スペースの確保の大切さが良く分かると思う。
高さ
- 高さで重要になってくるのはテーブルや椅子そのものではない。イスに座った際のテーブルの高さが重要となるのだ。食事を純粋に楽しむためにも、バランスの取れた高さがポイントである。寝具を代表するベッドももちろん、高さがポイント。
- ・座る面から25~30cmの高さにテーブルがある
- これぐらいがバランスの取れたテーブルの使いやすい高さである。低い方が食事はし易いが、足が組みにくくなったりと、低すぎるとその他に弊害も出てくる。
メインの食事を考えながら、窮屈すぎないようなイスとテーブルの関係が大切なポイントだ。気に入ったテーブルがあれば、一度計ってみると良いだろう。
フローリングとイス
- ダイニングテーブルに必ずと言っていいほどセットでついてくるイスには、いろいろなタイプがあるが、一般的なイスの場合、使い始めて気になるのは「フローリングに傷がついてしまわないか?」ということではないだろうか。これは、ある程度は仕方ないが、ある程度は防ぐことが出来る。
- そのような傷防止加工のしてあるイスを選ぶことが一番手っ取り早いが、もし気に入ったイスにそのような加工がなければ追加で施す方法もある。
これは家具店の紹介で、そういった業者の方に頼むことも出来るし、ホームセンター等で材料を買って、自分で加工することも出来る。 気に入ったイスやインテリア家具のソファで気兼ねない食事を楽しむためには、是非考えておいて欲しいポイントである。 素材
- 一度購入すれば、長い間、生活を一緒にするダイニングの家具。買い替えもそうそう出来るものでもない。そう考えると、時間が経っても綺麗な状態が保てるようなテーブル・イスを選びたいものだ。
- 最近ではUV塗装など、傷や日焼けに強い加工を施されたものも多く販売されている。又、天然木素材であれば、傷そのものがテーブルの風合いを更に引き出してくれることもあるので、そのような材質を選ぶこともできる。素材を生かした状態で長くつかえるのがベスト。天然木素材は食卓の白食器と一番あうといえるだろう。通販でも食器と一緒に購入することで送料を浮かすこともできるかもしれない。
5年後、10年後、そのテーブルがどういう状態になっているか?なりそうか?ということを家具店の店員に素直に訊ねてみるのも良いかと思う。
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Last update:2023/12/4